ギャラリー

2012.04.12 熊蔵櫻
今年も【熊蔵櫻】が、みごと満開に咲き誇りました。
三田寺の三門から見下ろすと、浅子川のほとりに 大きな櫻が見えます。
樹齢は約六十年ですが、太い幹・枝が広がり、毎年四月初旬には満開に咲き誇り、夏は大きな木陰をつくり、秋には紅葉し、冬は風をしのいで、我々守ってくれております。

昭和二十八年八月十四日夜半から十五日未明にかけて三重県伊賀・北勢地方は前線性の大豪雨に見舞われ、特に伊賀地方は、激しい雷鳴を伴う大雨となり、山崩れ、土石流が各所で発生しました。土砂が濁流の如く弄流し、一瞬にして多数の人命を奪ったそうです。
この伊賀市三田も浅子川が氾濫し、死者・家屋の流失・全半壊の家屋など 数多くの方々が被災されました。
その翌年に、奥谷熊蔵という方が、被災者の鎮魂の意を込め、浅子川の辺に櫻を植えたそうです。当初は二本あったそうですが、今現在は一本の大木の櫻がしっかり根付いております。

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